絶対勝ち残ってやるぅぅぅぅ

今日は，うちのファンドに投資して頂いている機関投資家の担当者の皆さんを集め，決算報告と懇親会。生損保の証券投資部や，銀行・商社の運用部やファンド・オブ・ファンズの方々。一年前，銀行員だった時なら想像もできなかったんだろうなぁ。こういう会合って。

それぞれの人たちがどれだけ私の所属するファンド，つまりは10名ちょっとを信頼し，社内稟議を通して数十億単位の投資を決定してくれているか，頭で分かっていてもその人たちと実際に会って話すとさらに実感させられます。自分の収入というものが彼らから預かっている資金のGeneral Partner Interest(英文会計やっている人なら分かる，パートナー制の「GP取り分」ってやつです)から拠出されていることも数字として分かっているだけに，責任は重たい。これも頭で分かっていても再認識させられました。

明日は朝一で，現在私が抱えているもっとも大きな投資検討案件についてミーティング。それによって提案の方向性を決定し，木曜までの二日間で提案パッケージの概要をまとめることになります。
夕方には半年間かけているまた別の案件について銀行団と話し合い。これは明日が本当の正念場になりますから，午後，昼食後の数時間の情報とりまとめが勝負どころ。この案件はまさに，当該企業の従業員の明日の生活がかかっていますし私自身も評価に値すると感じている事業。やりとげなければ。

勝ち残らないと，何もできない世界なんですよ。金融の世界って。理想論や精神論言っても何もならない。自分の理想を実現したかったら勝ち残ればいい。そうすれば財団作るのも，寄付するのも自分の自由。
言い換えれば，勝ち残ればなんでも可能になる，そういう可能性を持った世界。そういう平等な競争ができる世界を望んだわけですし，やらなきゃね。
まずは今の自分の責任を全うするのは当然として，そこに自分なりの＋α，付加価値を。