やっぱり変化する価値観
2001年6月17日前の職場の同期の結婚式二次会。
意外と多くの同期が集まり,2-3年ぶりに会う顔も。
驚いたのは何人もの同期が結婚を今年中に考えている,ということ。
転職せずに留まっている同期,ないし転職しても国内大手金融機関へ転職した同期に特にその傾向が多いことに,少し納得。
前の職場の現在の給与形態,福利厚生を聞き,その充実にも正直驚きが。
寮や社宅廃止は決定していたはずなのですが,住宅手当等の具体的な金額を聞くと私が退職した時点に決定していたよりも遥かに手厚いもの。
金銭的には寮に暮らしている状態とほとんど変わらない水準。
本当に企業として勝ち残る為には厳しい競争の世界にしなければならないはずなのに,何をやっているのやら。
愚かな。
福利厚生の部分を実績給に転換させていくことで本当に収益に貢献している人間に報いることができるはずであり,そうでなければ収益を上げられる人間にとってはヘッドハントを受ける他社と比較して相対的に働く魅力のない職場になってしまうというのに。
「うちも変化してきている」と言いつつも,そういう部分に対して矛盾を考えもしない一部の同期の「収益に対する意識の低さ」にも正直,辟易の感。
「魅力的な職場に変わりつつあると感じてはいるし,そうなった時には『戻ってきてほしい』と言わせてみせる」
そう考えて退職したわけですが,当分は戻ることを考えることはなさそうです。
あの企業にいても,周囲の同僚と働くことに誇りを持てそうにない。
「とりあえずあと3年程度はここで働いて,この銀行が駄目になったらその時に考えればいいさ」
という,数人同期が口にした言葉。
特に自己啓発をしているわけでもなく。
彼らには,その時の給与水準を継続できるような転職が自分には不可能となっていることを想像もできないのでしょう。
転職活動をして自分の思い上がりを痛感するまでは信じることの出来ないことかも。
それでも,
転職した同期の,更にその半数が外資系や独立系への転職をしているのですから気付く材料はいくらでもあるはずなのに。
こういう意識は退職の時点で既に私の中にあったはずですが,そういう部分がこの9ヶ月で更に強い意識となったのかもしれません。
もしくは,前の職場に留まる同期たちの意識が変化しているのか。
その両方,なのかもしれません。
きっと結局のところ,個人の問題が最も大きいのでしょう。
最初から距離のある人間同士だった,というだけ。
「今は転職を考えていない」という先輩や上司の中にも共感し,尊敬できる人がいるのですから。
自由と自己責任。
自分が正しいことを,これから証明すればいい。
それにしても。
今でも特別な企業なだけに,気分の悪さが残る。
意外と多くの同期が集まり,2-3年ぶりに会う顔も。
驚いたのは何人もの同期が結婚を今年中に考えている,ということ。
転職せずに留まっている同期,ないし転職しても国内大手金融機関へ転職した同期に特にその傾向が多いことに,少し納得。
前の職場の現在の給与形態,福利厚生を聞き,その充実にも正直驚きが。
寮や社宅廃止は決定していたはずなのですが,住宅手当等の具体的な金額を聞くと私が退職した時点に決定していたよりも遥かに手厚いもの。
金銭的には寮に暮らしている状態とほとんど変わらない水準。
本当に企業として勝ち残る為には厳しい競争の世界にしなければならないはずなのに,何をやっているのやら。
愚かな。
福利厚生の部分を実績給に転換させていくことで本当に収益に貢献している人間に報いることができるはずであり,そうでなければ収益を上げられる人間にとってはヘッドハントを受ける他社と比較して相対的に働く魅力のない職場になってしまうというのに。
「うちも変化してきている」と言いつつも,そういう部分に対して矛盾を考えもしない一部の同期の「収益に対する意識の低さ」にも正直,辟易の感。
「魅力的な職場に変わりつつあると感じてはいるし,そうなった時には『戻ってきてほしい』と言わせてみせる」
そう考えて退職したわけですが,当分は戻ることを考えることはなさそうです。
あの企業にいても,周囲の同僚と働くことに誇りを持てそうにない。
「とりあえずあと3年程度はここで働いて,この銀行が駄目になったらその時に考えればいいさ」
という,数人同期が口にした言葉。
特に自己啓発をしているわけでもなく。
彼らには,その時の給与水準を継続できるような転職が自分には不可能となっていることを想像もできないのでしょう。
転職活動をして自分の思い上がりを痛感するまでは信じることの出来ないことかも。
それでも,
転職した同期の,更にその半数が外資系や独立系への転職をしているのですから気付く材料はいくらでもあるはずなのに。
こういう意識は退職の時点で既に私の中にあったはずですが,そういう部分がこの9ヶ月で更に強い意識となったのかもしれません。
もしくは,前の職場に留まる同期たちの意識が変化しているのか。
その両方,なのかもしれません。
きっと結局のところ,個人の問題が最も大きいのでしょう。
最初から距離のある人間同士だった,というだけ。
「今は転職を考えていない」という先輩や上司の中にも共感し,尊敬できる人がいるのですから。
自由と自己責任。
自分が正しいことを,これから証明すればいい。
それにしても。
今でも特別な企業なだけに,気分の悪さが残る。
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