ふと立ち止まってみた一日

池袋で修理に出していたPHSを引き取り，彼女と合流。
大学時代によく利用していた池袋東武百貨店を少し流してみる。紳士服フロアへ行くと，各々のブランドの位置付けとその強み，戦略を考えることが少し楽しい。

何件かの店で，若さに溢れた店員の笑顔に触れる。
おそらく今年入社の新人で，研修明け，という時期。
なかなかアパレル業界であの笑顔を維持するのは難しいのだろうと思いつつも，気分良くさせてくれる笑顔を心の中で応援，そして感謝。

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人の心を動かすことが出来るサービス業，その業界のプロは本当にスマートで，格好の良いもの。
大学時代にウェイターとして鍛えられて以来，サービス業に対して厳しい視点を持つように。
その視点から前の職場の『銀行』というサービス業としてプロ意識が欠落した部分が本当に許せなかったっけ。
それと同時に，サービスに対して費用を払うと言う意識の欠如した顧客に対しても大きな不満が自分の中で育ち。
ニワトリと卵の関係，という問題は明らか。

そうした銀行業界も，今はまさに過渡期。

忙しい今は，各銀行のサービスの違いを実体験することはないためにネットバンキングによる違いしか比較できません。
つまりそれは，我々のような層の顧客を取り込むためには，そうしたサービスの提供とマーケティングを強化する必要がある，ということであり，
そして窓口でのサービスの重要性は相対的に低く，
つまり，支店は必要のない人間が実は多い，ということ。
もし我々のような顧客層を狙う銀行なのであれば，コストがかかる支店など無用のもの。

そう考えるとIYバンクやソニー銀行，決して不利ではないことがわかります。
しかし現時点ではまだそのメリットが明確に見えていないので，口座開設しようとは思いませんが。
明確なメリットをアピールすることに成功すれば，きっと一大勢力となるのでしょう。
松井証券やマネックス証券のような存在となれば，面白いですね。

顧客にサービスの対価としての費用を課する銀行が生き残るのか，ディスカウントブローカー的な銀行が生き残るのか。
中途半端な銀行が一番厳しくなるのでしょう。

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などなど。
そういうことを考えつつ，銀座へ移動。
シャンテの中の喫茶店で休んだり。
喫茶店でゆっくりと過ごす時間が一番好きで，彼女と一緒に雑誌をめくったり，音楽を聴いていろいろ話したり。

自分を尖らせようと始終意識しているだけに，滅多にこういう日は過ごさないのですが。今日は疲れがたまっていたこともあり。。。

と言いつつも，その途中30分ほど職場へ寄り，彼女には近くの店でウィンドーショッピングをしてもらっている間に数件のメールを確認，返信。

とはいえそれはすぐに忘れ，彼女と店巡りを楽しむ自分。
ふと，立ち止まってみた一日。
この一ヵ月半の自分に，少し中休み。
だからこそ。
明日からまた，厳しさを自分に。