逃げることは,いつでもできる。
精神的にも,現実としても。
でも一度逃げてしまえば,もう一度同じフィールドに立つことは不可能になってしまうことも多い。
だから,
どんなに厳しくても。
自信喪失しそうになった時にも。
そのフィールドを失うことの方が怖く思えるうちは,
そのことを思い出せば自分を走らせられる。
それがどれほど自分にとって屈辱なことでも。

不運にも負傷に泣いたプロ選手も,
そこで逃げ出すことだけは許されない。

今までも度々怪我により辛酸をなめてきた高校サッカー部時代のチームメイト,
寺田,たぶん今までで一番厳しい毎日だろう。
お前を知る人間として,弱音だけは許されないな。

それがどんな苦しいことだとしても,このフィールドから逃げることだけは選ぶことができない自分自身。
失うくらいなら,苦しんででも進む方がいい。

何よりも,
自分には時間が与えられているのだから。
これ以上の幸運を忘れてはいけない。

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