母校は消えた,うん

2001年11月24日
朝,通常どおり起床し案件対象企業の担当部長とのミーティングへ。
1時間の予定だったものが長引き,結局昼過ぎに終了。
オフィスへ戻り,資料を置いて。


ここからが,私にとっての休日となりました。


学科によっては留年率3割以上の母校,東京外国語大学。
留年を繰り返していた大学時代の友人(一学年後輩)がようやく来春卒業,某新聞社へ就職決定との報せを受け,「外語祭」へ。
1年半前に移転した外語大の新キャンパスへ行くのは実は初めて。
京王線でトコトコと,着いてみると東京スタジアムしかない場所,
飛田給。
駅から20分ほど歩き,ようやく外語大到着。
しっかし,広すぎ。。。
図書館も立派,キャンパスも綺麗,しかし,,,
自由が感じられない窮屈さに嫌悪感。

器が立派になると,誇りの所在が曖昧になります。
巣鴨の旧キャンパスは狭く,古く,ボロボロ。
それだけに,「外語大の価値は自分たち」と思えていたのに。
これだけキャンパスが立派になってしまうと,そこに「染まる」意識が芽生えてしまうような気も。
企業と同様に。

世界各国の料理や怪しげな煙草,アルコールの臭いが充満していたはずの外語祭も,館内飲食喫煙全面禁止,というルールの為にまるで「高校の文化祭」レベルの健全性のあるものに堕落。
秩序が生まれてしまえば,秩序の範囲内でしか新しい息吹は生まれてこないもの。

外部の方々にはきっと,今のほうが望ましいものなのでしょう。
以前は確かに,「内輪で楽しむ」為の祭りでした。
過去をむやみにありがたがるのは,歳をとった証拠かもしれません。

もう卒業して4年も経つのに,「きっといるだろう」と予想していた友人たち,JAZZ研とピアノサークルの面々。
それも,共通の友人が在籍していた今年まで。
来年また行くことは考え難いことですし,個人的にあまり好感は持てなかったのですから,あのキャンパスをもう一度訪れることはないでしょう。

確かに器が消えたことは少々,寂しいことですが,
やはり母校はそれぞれの友人関係の中にだけ存在するもの,
それで良いのです。きっと。


あまり居心地が良いものではなかったことが悔しく,また久し振りに会う友人たちの携帯番号が判明しない(番号を入れていた携帯が壊れ,メモリ喪失)ことに不自由を感じたので帰り道に新宿のヨドバシカメラに立ち寄り,「軽快電話」を購入。
携帯電話のメモリ管理ソフトは,大分前からその必要性を感じてはいたものの,緊急性がなかったことから購入を先延ばしにしてきました。
良い機会。

新宿のヨドバシカメラにはアウトレットフロアもあり,製品も充実,店員の対応も私がいつも利用する池袋や有楽町のビックカメラとは比較にならないほど丁寧で知識もまともなレベルでした。
ビックカメラのヘビーユーザーだったのですが,ここまで違うなら乗り換えてしまおうかな,と思うくらい。
しかし,,,

新宿は,渋谷と並んで私が大嫌いな街。
結局,有楽町ビックカメラを利用しつづけるのかもしれません。

次回の買い物,
親友の結婚式までに購入するつもりのデジタルカメラ,
これを新宿と有楽町どちらで買うことになるのか,
その時の気分で今後の方向性が決まりそうです(笑)

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