自惚れるな,と

2002年1月16日
過信,だったのかもしれませんし,
やはり甘さ,なのかもしれません。

自分の望む道は,
自らでの力で,
なんとしてでも,
切り開いていかなければ。
手に入れられないもの。

転職した当時,
銀行の個人部門で二年半。
人材市場ではこれ以上ないほど安値であった自分。

配属や,
異動といった,
自分以外の力に自分のキャリアを任せること。
それだけはもう受け容れられない,
そう考え,
リスクは百も承知で,
転職を選んだ一年半前。

最初から,
マイナスからのスタート。
それでも,
「同じ経験をしたなら,
誰よりもそれを自分の糧にすることが出来る。
誰よりも自分を追い詰め,
それ故に誰よりも自分を走らせることが出来る。」

それだけが,
自信を無くしそうな時の自分の支えでした。
走れるのは,
「この瞬間は,
運命から自分に特別に与えられている,
何よりも貴重なもの」
それを忘れないでいたから。

「全力で走れていない」
そう自覚しているからこそ,
悪循環に入りかけているのでしょう。
今までとは違う力を得ている今,
今までの力を忘れてしまっては,
意味がありません。

今が最悪の時期なんかではなく,
最初からマイナスからのスタートだったこと。
意識しない間に,
過信が生まれ,
自惚れて,
忘れていたのかもしれません。

失うものは何もない。
出来ることを,
出来る限りの付加価値を付けて。

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