EU拡大
2004年5月2日東欧諸国の民主化,
これは私にとって非常に重要な歴史の転換点でした。
1990年の後半に毎日新聞の夕刊の一面で連載されていた,
「’90年夏東欧見聞録」
「民主化の嵐のあとで」という副題の通り,
ニュースで報道された民主化の激動の背後の人々の生活,
そして街の空気の変化,
そうしたレポートに当時中学生だった私は夢中になり,
それ以来大学の途中で金融の力に引き寄せられるまで,
ジャーナリストを目指す原動力にもなっていました。
そんな東欧諸国へのEU拡大がとうとう実現。
「西側諸国」(この呼び方も消えていくのでしょう)になるまで,
ほぼ15年が必要だったわけですね。
しかし経済圏として真に認められる為には,
きっとまた10年近くが必要になるのでしょう。
東西ドイツ統合の例を見ても,
人々や企業の闘いはこれからが本番になります。
ECからEUへの変化,
通貨統合,
そして旧東欧諸国へのEU拡大。
欧州の歴史的な変化の時代にリアルタイムで立ち会えたのは,
実は本当に貴重な体験の筈。
弱さを揶揄されていたイタリアリラや,
絶大な信頼を持たれたドイツマルクの存在を知らない,
数年後にはそんな新社会人ばかりになるのでしょう。
この転換点の背景にある政治・経済活動や人々の生活の変化,
それを知る機会があっただけでも本当に幸運だと思います。
本日は,私の実家へ日帰りで挨拶。
年末年始にも顔を出さなかったので一応,礼儀として。
相変わらず学歴や社会の評判に囚われている彼らを見ると,
ただ可哀想に,と思うばかり。
「人がこれほど卑小なものになりうる」
そういう反面教師としてしか親を見ることができないことは,
自分としても哀しいことかもしれません。
可能な限り影響を受けないように,
自分が将来同じように人に接することが怖い,
そう感じて少しブルーな気分。
これは私にとって非常に重要な歴史の転換点でした。
1990年の後半に毎日新聞の夕刊の一面で連載されていた,
「’90年夏東欧見聞録」
「民主化の嵐のあとで」という副題の通り,
ニュースで報道された民主化の激動の背後の人々の生活,
そして街の空気の変化,
そうしたレポートに当時中学生だった私は夢中になり,
それ以来大学の途中で金融の力に引き寄せられるまで,
ジャーナリストを目指す原動力にもなっていました。
そんな東欧諸国へのEU拡大がとうとう実現。
「西側諸国」(この呼び方も消えていくのでしょう)になるまで,
ほぼ15年が必要だったわけですね。
しかし経済圏として真に認められる為には,
きっとまた10年近くが必要になるのでしょう。
東西ドイツ統合の例を見ても,
人々や企業の闘いはこれからが本番になります。
ECからEUへの変化,
通貨統合,
そして旧東欧諸国へのEU拡大。
欧州の歴史的な変化の時代にリアルタイムで立ち会えたのは,
実は本当に貴重な体験の筈。
弱さを揶揄されていたイタリアリラや,
絶大な信頼を持たれたドイツマルクの存在を知らない,
数年後にはそんな新社会人ばかりになるのでしょう。
この転換点の背景にある政治・経済活動や人々の生活の変化,
それを知る機会があっただけでも本当に幸運だと思います。
本日は,私の実家へ日帰りで挨拶。
年末年始にも顔を出さなかったので一応,礼儀として。
相変わらず学歴や社会の評判に囚われている彼らを見ると,
ただ可哀想に,と思うばかり。
「人がこれほど卑小なものになりうる」
そういう反面教師としてしか親を見ることができないことは,
自分としても哀しいことかもしれません。
可能な限り影響を受けないように,
自分が将来同じように人に接することが怖い,
そう感じて少しブルーな気分。
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