これで最後

2004年7月6日

長銀入行時の研修担当のT氏と銀行系証券でM&Aを手掛けるIと，
3人での飲み。
本当は独立系M&Aハウスで活躍するSも同席の予定だったのですが，
案件の急なトラブルで欠席。

今回の飲みはT氏の案件開拓への協力，という趣旨。
つまり私にとっては何もメリットはなく，
単純にT氏と今後交流を続けたいと思うか否か，
自分自身で見極める為の一席。
というか，
まず間違いなく「二度と会うことはないだろう」と思われるのですが，
一度くらい恩を売っておこう，という打算ですね。
キャラクター的に私とは別のベクトルなのは明らかですから。

T氏は退職後の経歴が同期の間でも長いこと不明だったのですが，
コロンビア大学MBAを取得し，
L証券でインターンを経験し，
その後某IT系コンサルの戦略部門にいたとのこと。
インターンで週数千ドルもらえるとは知りませんでした。
IB，確かにお金の面では強いんですね。
3日に一度は徹夜，と話していましたが，
それは私の前職も同じようなものですし。

IにはしきりにTop5以上のMBAを勧めてましたが，
私は「自分には必要ない」と言えますし，
MBA取得者にも否定されないだけの自分の経験は，
あらためて幸運なものと再認識。

で，
本日の結論。
これで最後，二度と個人的に会うことはないでしょう。
人間的に刺激を受けない人と過ごす時間は勿体無い。