イースター休暇：1日目

今年最初の祝日である17日のEaster Monday，
当初の予定では土曜の早朝に出発して昼過ぎに現地着，
午後をモンサンミッシェル(MSM)観光に充て，
翌日午前にはエトルタの観光へ移動，
一泊した後の最終日はアミアンを中継してゆっくりとブラッセルへ，
そういう予定でした。

しかし，
最初の土曜日出発自体が昼になってしまいました。
その原因は。。。

金曜帰宅時に不注意により尖った路肩にタイヤを乗り上げてしまい，
右前輪タイヤのサイドウォールに亀裂が入るパンク。
(こうなると修理不可能で，交換が必要)
金曜深夜は現地のJAFのようなサービス会社に救援を依頼し222EUR，
翌日は開店と同時にタイヤサービス店へ持ち込み，
前輪二本(安全上，左右のブランドを揃える必要があるので)購入し，
家に左前輪(後輪何れかが駄目になったときに予備として)を保管に戻り，
一段落したのが11時過ぎ，と言うことでした。

不注意により会社の先輩に迎えにきてもらうことになり，
(その先輩も翌日からの旅行準備で忙しいところを…)
一晩とはいえお金もお借りすることになるなど，
迷惑を掛けまくってしまいました。

とはいえ。
こういうのも経験，なのでしょう。
突然のトラブルとはいえ，
本当に深刻なトラブルとは程遠いレベルのもので，
こういう時の自分の対応を見返して気付くことも多いものです。

そして怪我の功名。
在庫の関係で前輪二本は最高グレードのものになったのですが，
乗り心地が格段にアップ。
前輪二本だけでこれなら後輪も合わせて交換すれば，
間違いなく高級感が一つレベルアップするほどの違いになりそう。
恥ずかしながら自分の車で初めて実感。

そして出発。
運転手は私一人なので無理をせずに1時間半毎を目安に休憩を心がけ，
途中の渋滞などもありつつナビは極めて好調に動きトラブルも無く，
19時半過ぎにようやく最寄の高速を降りてしばらくすると，
今まで写真では何度も見てきたMSMの姿が。
生憎の天気ではありましたがその姿はどんどん大きくなり，
不思議な感情を呼び起こされます。

そしてホテルに到着。
渡された鍵を見ると部屋はフランス式2階(日本式3階)。
予約の時点では0階(1階)だったのに？と思いつつ，
部屋に行って眺めを見てみると。。。最高。
テラスがあり，
こちらのホテルには珍しくバス・トイレ別。
そして何より，
目の前には遮るもの無くMSMの姿が。

ロビーにいた外国人旅行者はどうやら到着したものの，
予約がされていないor単純に飛び込み？らしく，
しばらく受付で粘っていましたが結局諦めて他に回ったようです。
その様子からも客が入っていないわけではありませんし，
(電話で連絡はしましたが)到着が遅れたにもかかわらずこの部屋，
しかも値段は最も安いランク。
AMEXの影響力に感謝，ということかもしれません。

夕飯はホテルのレストランで。
味は，値段並に美味しかったです。
というより一人55EUR＋ドリンクですから，
それなりの味が出てこないことには。
多少割高感もあるものの，
それはMSMが窓の向こうに見える景色の代金と考えれば納得。

MSM，
かなり好きな雰囲気です。
疲れを取って翌朝早くにMSMへ渡り，
午前中をMSM観光に充てることに。