グループ各社からの報告数値にみられるイレギュラーな数値の確認,
そして適宜修正インプットの連絡・調整に追われる一日。
まだまだこういう細かい質問や指示について,
思い通りに英語でできないのは情けない限りですが,
まぁしょうがない。

会計・経理のような仕事だと,
自分自身の意見としての明確な論理と,
正確な数値を用意してしまえば言葉は最小限で済んでしまうだけに,
通常業務では鍛えられてないんですよねぇ。残念ながら。
ま,忙しさを言い訳に自助努力を怠っていたツケです。

そして夜には日本人スタッフの予算慰労会の幹事。
こういう「日本人としての仕事」に振り回されることも,
中途半端さを促進していて馬鹿らしい限り。
そうはいっても,
こういう苛立ちと引き換えにこの年代での派遣という投資を受ける,
そう考えなきゃいけませんね。反省反省。

バランス感覚面で苛立ちと難しさを感じる毎日は,
上司の異動により一層複雑さを増すことに。
経営判断とは無縁の事項にまで,
無駄な説明を要求され部下が時間を使うことになるタイプ。

全てをコントロールしないと気が済まないタイプなのでしょうが,
リスクをとってでも部下に一任することで成長するのに。

「自分の案件として全て判断しないと成長しないから」
買収ファンド業界での草創期「第一世代」の一人,
前職幹部のNさんは5年前に既にそう仰って,
私に担当案件の対象企業経営者へのプレゼンまでやらせてくれました。
当時私は26歳,Nさんは31歳。

マネージャーレベルの人間なら,
自分自身で動いて良いアウトプットを出せるのは当然のこと。
そういうプレイングマネージャーではなく,
人を動かし・成長させることで,
継続的に高いアウトプットを出し続ける組織を創り上げること,
それがマネージャーの筈。

業界・組織が違うとはいえ,
Nさんが5年前に私にして下さったように,
もし私自分自身に部下がいたら自分がリスクをとり,
最低限のチェックをするだけで任せられるのか。
自分自身も忘れないようにしないといけませんね。

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