最近

2007年12月7日
仕事でIssue Tree Analysisを多用することの増えた今日この頃。

見落としていることはないか,
先入観に捉われて重要な前提条件を間違えていないか,
そうした漠然とした不安を抱えている時,
つまりは課題設定の為,
また当然その後の課題解決の為,
このアプローチに頼るようになりました。

以前であれば自分の直観と洞察力で突き抜けたであろうことも,
ただ突き進むことができなくなっていること,
これが「無知の知」と自己弁護することもできれば,
また「齢とともに臆病になった」と非難されることもある,
そして真相はその両方,なのだと思っています。

あと重要なもう一つの理由は,
周囲の優秀な若手の人に,
彼らの知らない考え方,アプローチを見せたい,
ということ。
別にこのアプローチが最高だとは少しも思っていませんが,
あまりに非論理的かつ説明のない指示をする上司たちの多い中,
たとえ彼らが知識としてこうした手法を知っていたとしても,
実際に仕事でどのように使えるのかを間近で見ることは,
彼らにとって新鮮な経験と思っています。
自分が25-6歳の頃よりも優秀かもしれないと思える同僚,
この手法そのものではなくて,
業務へのアプローチの多様性を知るだけでも,
彼らにとっては意味があると信じています。

とはいえ私自身のIssue Tree Analysisに関しては,
修正を指示される人がいるわけでもないので,
自分自身のこだわりだけがそのクオリティに直結します。
元々高いわけではない自分のスキルを錆びつかせないためにも,
こだわり続けないと。。。意外と楽じゃありません。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索