ランチ+現状考察

2008年2月5日
10日前にアポが入った前職関連の知人(大先輩)とのランチ。
重厚で立派な家具の揃った,
眺めの良いオフィスの会議室で,
コースのケータリングとはまた贅沢な。
相変わらず格の違う鋭さを発し続ける人でした。
「今の会社じゃ周囲に不満じゃないの?」
「普通の人に囲まれていてはいくら意識を高く持とうとしていても,
 周囲も意識が高い集団にいる人にはかなわないんじゃないの?」
等々,第三者が聞いたらかなり失礼な発言も(苦笑)
とはいえ大企業とファンドでは人材の平均レベルは比較になりませんし,
私自身も以前,特に欧州赴任前までは,
周囲の緊張感の無さや意識の(相対的な)低さに相当苛立っていましたから,
その言葉は何も間違いではありません。
その人も私が理解していることも確信しているのですから,
二人の会話の中では全く失礼ではないんですが。
「優秀な人は本当に優秀で,そうした中核人材が組織を導いている」
「ここまでのところ幸いにも自分は周囲に恵まれてきた」
ということが私の回答。
「危機感のない人材に苛立ちを覚えることは多い」
ということは話しましたが。

しかし。
大企業の玉石混淆の組織の運営って,
全く違ったやりがいと面白さがあるもので,
それはファンドでは主として経験することの難しいもの。
そういう意味で今は勉強できていると思えますので問題ありませんが,
周囲の環境にディスアドバンテージがある以上,
自分の成長に対する危機感は常に持たなきゃいけませんね。

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